タグ別アーカイブ: 落語

170115 第113回元祖大阪名物あほの会

2017/01/15
第113回元祖大阪名物あほの会
天満繁昌亭(大阪/天満)
18:00~


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コミックトレジャー29のサークル参加で来阪し,打ち上げの後に転がり込む.
毎月15日にやっている定期的な会らしいということで,若手中心に威勢の良い会だったと思う.
目玉なのは昨年新人賞を取った桂雀太師匠.
雀三郎師匠のお弟子さんと言うことで前々から気になっていたのだが,ようやく聞けた.
やはり米朝一門という感じでカッチリと下地が固まっている感じで,聞き応えも安定感もあった.
これは外れ無しだろうと思えるので今後もチェックしたい.
もうひとつ儲けものだったのが,きん枝師匠で一文笛が聞けたこと.
音源で聞いてはいたものの人情噺めいたものなので生で聞きたいと思っていたもの.
さすがに話も地もしっかりしてて,来てよかったと思える落語だった.
改めてこの筋を考えると運びが上手いし,粗が無いし,ちゃんと落とせているしと,ほんと米朝師匠は凄いなとおもうひとときでもあった.


170103 米朝一門会

2017/01/03
米朝一門会
サンケイホールブリーゼ(大阪/梅田)
14:00~



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新春恒例の初笑い.
昨年と同じく両親とともに,と考えていたものの予約開始時期をすっかり忘れていて,気がついたら残り数席だったので,仕方無く自分の分だけ.
今回で三年連続で見たことになるが,やはり時間の流れを感じる会だったかなと.



160929 鈴本演芸場 夜席

2016/09/29
鈴本演芸場 夜席
鈴本演芸場(東京/上野)
17:00~21:00(18:10入,21:00出)

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久々に秋葉原をぶらついての空き時間に転がり込む.
橘家文左衛門改め3代目橘家文蔵襲名披露興行ということでそうそうたる面子.
粒ぞろいで文句なしに楽しめた.
襲名した橘家文蔵の噺を聞くのは確か初めてだったと思うけど,
これは,と思えるものを感じたのでちょっと注目しておきたいかも.


160815 池袋演芸場 昼/夜席

2016/08/15
池袋演芸場 昼席夜席
池袋演芸場(東京/池袋)
12:30~20:30(15:20入,20:30出)

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昼のコミケ4日目を経てから久々の池袋演芸場へ.
コミケの準備に追われてしばらく落語会に行けて無かったので.
お盆の時期ということもあってか昼席は満席近かったけど夜席は結構寂しめ.
でも,中入り前に子供を連れた一行が入ってきて色が付いた.
やっぱり子供の笑い声が混じっていると雰囲気が丸くなって良い.
トリはこの時期とあって講釈師の神田陽子先生で四谷怪談.
怪談は苦手なんだけれど,時期のものには乗っかっておこうと.

それにしても最近,寄席の選定基準がボンボンブラザースが出ているかどうかが
かなりのウェイトを占めるようになっていたり.
あのお二人の芸は客席の空気を巻き込んでしまうから大好きなんですよね.




160519 南天落語の会 その3

2016/05/19
南天落語会 その3
お江戸両国亭(東京/両国)
19:00~21:00


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丸一日休みをとったので朝から東京都美術館の若冲展,大相撲五月場所十二日目を経ての落語会.
南天師匠は正月の米朝一門会以来の三回目.東京でやってると知って休みを取ったようなもの.
事前にたちきれ線香やると聞いていて,このスケジュールで人情噺は辛いかと思っていたが,南天師匠の人柄かあまり重たくならずに聴けた.せっかくのたちきれ線香を三味線入りで聴けたのに重くないのを良しと見るかは難しいところだが,人柄が出ているという点ではちゃんと南天師匠らしい落語だったのだろうと思う.他の秘伝書,遊山船は爆笑落語のほうに降っていて大笑いしながら聴いていた.
今後も東京で聴ける機会が多そうなので小まめにチェックしたい.今更ではあるが,せっかく東京に出てきているのに上方落語を聴いて回ってるのはどうなんだろう.



web小説「異世界落語」が面白い

「最近落語にご執心なようで」と話を振られることが多くなりました.
たしかに落語ネタをつぶやくことが多くなってますが,落語は私の趣味の中では一番古いのですよ?でもまぁ冬アニメの「昭和元禄落語心中」のアニメ化を契機にようやく落語ネタを出せる雰囲気になってきてありがたく嬉しく思う今日この頃.落語心中も私の予想をはるかに上回る出来で完走し,既に決まっていたかのように第二期制作発表で,まだまだ楽しみが続くようで嬉しい限りです.

でも今日は落語心中の話題ではありません.「異世界落語」の紹介です.
「異世界落語」というのは「小説家になろう」という小説投稿サイトに投稿されているネット小説で,これが面白いんですよ.

小説家になろう「異世界落語」ページへ

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160409 新宿末廣亭 昼席


2016/04/09
新宿末廣亭 昼席
新宿末廣亭(東京/新宿)
12:00~16:30(13:00入,16:30出)

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買い物で出てきたついでで転がり込む.
夜の新真打昇進披露までじっくり見ていくつもりで入ったものの,体調が芳しくなく昼席だけで帰ってしまった.客の入りは昼席終了時点で一階席が満席で二階席に続々と人が入っている状態だったので,夜席も終始盛況だっただろう.まぁ真打披露と言うだけでなくともこの面々で夜席を見ないという手は無いと思うので,あの活気ぶりも当然だと思う.そんな回を見ずに帰ってしまったことは残念でならない.
しかし,昼席だけでも充分に満足出来るものだったのは間違いなく,野ざらし,そば清,つぼ算といった定番ネタはもちろんのこと,熊の皮や鉄拐なんて珍しいネタが聞けた良い回だったといえる.それになんと言っても金馬師匠.あのお歳でありながら本当にお若い.長短は嫌味ったらしくて私は苦手な演目なのだが,金馬師匠の長短は嫌味さがなくすんなり聞けて大満足だった.




160220 黒門亭 第一部

2016/02/20
黒門亭 第一部
落語協会(東京/上野)
12:00~14:00


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初の黒門亭.細路地の中にある落語協会の位置が分からず右往左往してから辿り着く.前座さんの開口一番を含め五席で,思いのほかじっくりと落語を聞ける会だった.鼠穴はおととしのまん我師匠の以来だったが,兄弟のしゃべり方の違いでだいぶ泥臭く感じたのは興味深かった.こぢんまりした小さな場所だったが,たぶん周囲のお客は常連さんばかりで結構聞き慣れた人達なんだろうと感じた.



160110 鈴本演芸場正月初席

2016/01/10
鈴本演芸場正月初席「吉例落語協会初顔見世特別公演」第一部・第二部
鈴本演芸場(東京/上野)
第一部 11:00~
第二部 14:10~

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初席落日.第一/二部入れ替えなしで朝からぶっ通し.たっぷり落語三昧をと行ったものの持ち時間がひとり10分でほとんどの演者が地口ばかり.初席なので仕方がないとはいえ,もう少し考えたら良かった.でもこういうがやがやしたのも寄席の雰囲気だから悪いものではない.


160103 繁昌亭新春公演

2016/01/03
繁昌亭新春公演第三回
天満繁昌亭(大阪/天満)
18:00~


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林家染左「みかん屋」
笑福亭生喬「犬の目」
桂春雨「七段目」
ナオユキ(漫談)
桂春若「三十石」
中入
雀三郎・春若・文福「新春口上」
菊地まどか(浪曲)「嫁ぐ日」
桂文福「(流行曲の地口)」
桂雀三郎「かぜうどん」

米朝一門会からのはしご.これも昨年同様でトリが雀三郎師匠のかぜうどんなところまで同じ.みかん屋が初めて聴くネタだったのでのっけから儲けものだったのと,生で浪曲を聞いたのも初めてで,浪曲も悪くないなと実感.口上で春若師匠が春団治師匠の近況を語っておられ,病院で喧嘩して移る日々だという笑い話を聞いたが,後日に訃報を聞くことになるとは思いもせず.