日別アーカイブ: 2013年10月4日

ALcot10th Anniversary Live ~Happiness Day’s~とその他諸々

先日のALcot10th Anniversary Live ~Happiness Day’s~行ってきました.
我らがALcotの10周年のお祭りなのですごく久々に感想なんてものを書いてみようかと.

いつも読んでくださってる方からすると何を今さらな気もするんですが,
私は根っからのALcotファンでございます.
信者,人呼ぶところのアル厨というやつですね.
それも「Clover Heart’s」以降ずっと追いかけ続けている古参の方の人間でして,
本当にALcotを10年見てきただけあって,10歳のお祝いと言われるとたまらないものがあります.

そんなALcotライブ.
始まって一発目から「ロケットラブパニック!」,「ENGAGELINKS」と全力で来て会場が一気に盛り上がってましたね.
セットリストは余所で公開されているので省くけど,その後「Triptych」,「なつぽち」の楽曲,榊原さんの「FairChild」曲,
各歌姫によるハニカムライン,宮蔵さん(with遠野そよぎ,北見六花)によるラジオ出張版なALcotの思い出話.それが終わったら「鬼ごっこ!」「中の人などいない!」のOPで一気に盛り上げて終演.アンコールで新作「Clover Day’s」のOPを披露して「アンコール」,舞台挨拶で閉めるという流れ.

初っぱなの2曲こそ普通のライブ感覚でリズムとって盛り上がって見てたものの次の「Triptych」からはどっぷり世界にはまり込んでライブなんてものじゃなかったですね.特に「月と夢」が素晴らしくて素晴らしくて.生で「月と夢」をあのコーラスでという感動は鳥肌なんてものじゃなかった.泣きそうになって顔ゆがめてるような状況のところへ「ひまわり」の大合唱ですもの.たまったもんじゃないですよ.私はもうこの時点で満足通り超して成仏してしまったので,後の流れは抜け殻みたいに聞いてました.総じて曲を聴きながら作品を思い出し,当時を思い出しながらしみじみと聞いているという感じで楽しんでましたね.
宮蔵さんのコーナーも月陽炎からじんわりとALcotの流れを追っていくもので,本当にひとつひとつ頷きながら聞いてました.30分なんてあっという間.それでも話聞いているうちに抜け殻からは回復したので最後のスパートは一緒に盛り上がれました.
そしてアンコール.来るかな?来ればいいなと思っていた「Clover Day’s」のOP曲「Clover Day’s」の初披露.まぎれもなくあのMANYOサウンドですよ.MANYOさんらしいあの美しいストリングスと二番の展開もちゃんとついててSkyFish系な雰囲気を出してるんですが,ということはもうこれはムービー映えすること間違いなしで期待値が上がりすぎてて怖いところ.
最後の最後は「アンコール」大統領のOPで始めてEDで終わるところに含むところはないだろうけど,「ずっと見守っていてね」で締めるあたりでまた泣きそうになるというALcotファンにはたまらないライブでした.

はっきり言っておきましょう.
歌姫突いて出しの流れや会場の画一的な盛り上げ,常にざわざわ言ってるステージ向かって左側後方と気になることはちょこちょこあったし,私も中央やや左の二階席下だったので音周りがひどかったという,客観的に見れば環境的に相当悪いライブだったと思います.たぶん私もALcotのライブでなかったらぼろかすに言ってたかもしれないし,言い出さない自分が可笑しくもあるんですが・・・・・・.

でもね,10年来追ってきたファンとしては,それがどうした.なんですよね.
私は「Triptych」でスイッチ入ってからはもう曲を聞いているモードじゃなくて,音云々とか些末な問題.
曲を聞いているんだけどそれで想っているのはALcotのことやひとつひとつ作品なんですよね.
一曲一曲が作品にしっかり絡みついているから実際作品やってるともうたまらない.
「Triptych」「月と夢」なんて特にそうで,あの感動はトリプやった人にしか分からないでしょう.
そういう連続で出来ていた濃密なALcotの時間.確かにあの場所にALcotの10年が結実してるんだと感じられて,本当にもう至福の時間でした.
つくづくALcotのファンをやってて良かったと感じられたイベントでした.
この感覚だけは本当にALcotを好きでいる人だけの特権です.


ただ,それと同時に他の人からするときっとそうじゃないんだろうとも思います.
ここからはちと脱線.





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