150314 東海旅行 静岡編

二日目は静岡をうろうろ.

アルバム 150313-0314_東海旅行








長篠から夜中に走ってスタートは御前崎.灯台を見てから海岸へ.


天気が天気なのはいつものことでご来光をそもそも諦めて次へ.




次は高天神城へ.


山城なのでちょっとしたものなんですが,道がしっかり整備されているのでなんとかなる.


登ってきて城域へ入ると見晴らしがきくようになります.


二の丸を経て堂尾曲輪の土塁の跡を見ながら分け入っていく.


横堀から掘切をよじ登って上がったり滑り降りたり.


写真いっぱい取ってあるけどなんの写真か分からないの多数.


二の丸から神社の方へ.


寝牛が置いてあってここ天神さんなのか,と気づいて改めて高天神城と気がつく.


さらに奥にある馬場跡.


ここが一番開けていて見晴らしもいい.


この先に犬戻り猿戻りと呼ばれる有名な抜け道があります.ちょっと行ってみたけどこれは写真では分からないでしょう.一人分の道を残して両側が断崖という良くもこんな道残ってるもんだと思える細道でした.これを馬で行くのは無理でしょう.


本丸の方へ.


反対側の茶畑の風景が綺麗でした.



続いては諏訪原城.遠江と駿河の国境近く東海道脇にあり,武田氏の遠江侵攻の足がかりとして築かれた城です.


駐車場に車を止めて正面に入っていくと整備が進んでいてしっかり遺構が見受けられます.


周囲は茶畑になっていて台地で遠くまで見通せて気持ちが良かったですね.茶畑のど真ん中にあるのが武田氏から徳川氏が城を奪取した際に討死した城主の今福浄閑の墓碑.


深い堀を脇目に砂利道を奥へ入っていくと向こうが綺麗に開けていてスッキリしてる.枝打ちされてるので林業地でもあるんでしょうが,領域的には発掘か史跡整備なのかな?


視界が開けると歓声が漏れましたね.深い堀がぐるっと巡っていてそのその深さはかなりのもの.しっかり残っていることと城のスケールを把握できること,素晴らしいですね.


幾重にも深い堀が巡らされているし虎口も土塁も見て取れる.堀の底には伐採した切り株があったので整備で掘り返したのではなさそう.この状態で450年残っているとかちょっと信じられない.


二の丸へ向かうとこちらは伐採されていないそのまま.


本丸.この向こうは断崖で今は崖下にバイパスが通っています.


本丸脇の搦手から下へと道が続いている様子.


少し降りてみたけどちゃんと残っていて帯曲輪のようなものも見受けられました.


本丸へ戻って高台からの風景.比高は結構ありますね.奥に見えるのが駿河国との境である大井川.手前には東海道本線の金谷駅が見えます.


城の南側の馬出へ.ここは駐車場の目の前で駐車場の接している道は旧東海道で本当にすぐ脇に街道を持っていたことが分かります.


ぐるっと回り込んで諏訪神社へ.大手の三の丸三日月堀の内側にあるからここが玄関口だったんでしょうね.



諏訪原城を後にしてすぐこその石畳へ.諏訪原城のすぐ脇を東海道が走っていて大井川の低地から高台へと登る峠道になっています.ここは歩きやすいようにと石畳が整備されていたらしく,現在はそれを復元しています.


パイパスを下って狭い駐車場に止めて石畳を上る.


ごつごつした大きめの石なので歩きやすいかと言われるとちょいキツいけど,山の細道を考えると整備されている道というだけで安心感が違うでしょうね.


終点.ここは諏訪原城の目と鼻の先.気づかず車動かしたけどこれなら城見た後にそのまま下ればよかった.



続いて大井川をわたって藤枝へ.東海道でずっと行きたかった田中城をようやく訪れられました.田中城は東海道の脇に位置する城で,同心円状に縄張りを巡らせた珍しい城.遺構こそ大して残ってはいないのですが同心円状の縄張りに沿って道が引かれているので一度歩いてみたいと思っていました.下屋敷の駐車場へ停めてから園地を抜けて旧城域へ.


普通の住宅街なのでカメラ持ってウロウロというのも気が引けるんですが,歩いているとやっぱり道が湾曲していてテンションが上がる.


所々に案内板や標柱もあって散策が楽しい.


半周ほど回りながら本丸跡の小学校へ.曲がった細道に見合わない通行量でこれが小学校の前というのはいささか不安.


他もウロウロしながら下屋敷へ戻る.こういう城域歩きも悪くないんですが,時間優先で次々行ってしまうから今の旅のスタイルだと合わないんですよね.




続いて登呂遺跡へ.弥生時代の稲作集落遺跡ですね.
都市部のど真ん中というのは奇妙な気もするけど,つまり静岡の地がどの時代も変わらず栄え続けたということなんですよね.




続いて久能山へ.時節的なものですがイチゴ狩りの客引きがずらりと並ぶのをみて改めて春を感じつつ駐車場から続く石段に挑む.


この見え方なら比高で80mくらいかな?




さらに登って本殿と御廟.


最後に久能山東照宮博物館へ行って例の南蛮時計も見てきました.側よりも中身の機構部分が見たかったけどそれはまぁしゃあないですよね.
続いて三保の松原へ行こうとしたんですが,富士山見えてないし仕方ないかなと思って山越え.




小田原城へと飛びました.


ちょうど雨が降ってきてた時分で人も少なく静かに回れました.野球場跡の発掘現場見られないかなと思ってたんですが,そううまくはは行かないね.前の週に現場説明会があったのは知っていたんで悲願でも仕方ないんですけど.




そのまま下道を帰ってきて全行程1051.8km






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