三日目は高知県をぶらぶら.
![]() |
アルバム 140101-0104_四国 |
ホテルを出たのは5時頃だったかな?冬なので当然真っ暗です.ひっそりと静まりかえった高知市内を東へ少し.五色台山の展望台へと夜景を見に行きました.展望台の最上階は解放されているということだったのですが,下関の火の山を思い浮かべるような感じ.まぁどこもこんな感じなのかも知れませんが.

ひっそりとした中でみる高知の夜景.距離も近くて水もあるので見応えはあったんですが,高さがない分写真映えはうむむ.星も出てたんですが,港湾の街灯とのバランスが難しいですね.

そして薄明るくなった頃に桂浜へ.ここは観光地だけあって日の出近くにはそれなりに人が出てきている模様.

浜辺を散策しながら日の出を待つも水平線には雲.だるまさんは見られず.

龍馬像を見たり海神様お参りしたりしてから再び市内へと戻ります.冬は日の出から活動開始までの時間が無くて厳しいんですよね.
市内に戻ってどこへ行くかって?もちろん高知城です.

このアングル見過ぎててアレだけど,確かに映えるんだわ.

石垣を見ながら本丸へとじわじわ登っていきます.よく残ってるのと仕掛けが面白くてあちこち寄り道しながらうろうろ.

段々の高石垣とかもうやだにやける.

ここの仕掛けに上がってから気づかされてまんまと術中にはまりましたとも.

そして本丸へ.本丸御殿を含め本丸が完全に残っているという日本唯一の城,と言うけれどもこれをして本丸御殿だというには狭い本丸なのですが,建物が建っていることで感じる圧迫感はどうしようもなく本物で実物なりゃこそなんですよね.今まで見取り図をみて想像はしていたけどやっぱり違うね.

内部もいろいろ見てると狭くてもちゃんと御殿してるんですよね.

天守より.あちこち回って見てるとほんと掛川城だなと思うところが多いんですよね.天守がというだけでなくてお城があるこの地形そのものというか縄張りの感じというか.天守については掛川城と同様に建てさせた高知城を手本に復元したという流れがあるのでと知ってはいたけど,単に天守だけじゃなかったんですね.
さて,高知城を見終わったら高知市内を脱します.次に向かうのは高知県立歴史民族資料館.または岡豊城跡.長宗我部氏の居城だった場所ですね.城跡の一角に歴史資料館が建てられています.まずは資料館を見学して高知の歴史民俗風土なんかの展示を見学.去年度肝を抜かれた鹿児島城跡の歴史資料センター程ではないにしても十分すぎる史料と展示スペースで時間を吸われる吸われる.立地からして大したことないだろうと思ってたので思わぬ誤算でした.鹿児島城は街の中心時だからあの規模も分かるけど岡豊城のひっそり具合を見るとほとんど人が来なそうで勿体ないことこの上ない.でも戦国ブーム()のなかで長宗我部さんは人気ある方だからまだ良いのかなと思ったりも.

展示を見てから城跡の散策.堀も石垣もいい感じの戦国期のお城という感じで残り具合と適度な荒れ具合の案配もよくて雰囲気に浸れましたね.


岡豊城からさらに西へ.山手に入っていったところにある龍河洞へ.駐車場からひっそりとした土産物屋街を抜けて石段を上がっていく流れがすごくものべのなかんじでなんかにんまり.ものべのやってないけど.鳥居をくぐった先にあるというのが何とも厳か.発見された時期は昭和期で他の鍾乳洞とそう変わりないようですが,もっと古くから知られているかのように感じます.

結構狭い.いつものごとく意気揚々と三脚持参したものの使う余裕なし.あと地味に人多かったですね.

結局いつもと同じようにコンデジ大活躍.鍾乳石の造形が綺麗だったのと,

やっぱり鍾乳石に埋もれた太古の壺のインパクトがすごかったですね.ここで実際に人が生活していたということと,それが鍾乳石に埋もれるほどの時間を経ているということを眼前に見せつけられているんですからね.
洞内をでて資料館と尾長鶏をみて思うところありつつも時間に押されつつ龍河洞を離れます.

日の入り前にと室戸岬へ.が,霞んで曇って.またもやだるま夕陽のラストチャンスも残念でしたと言うことで.
時刻が合って灯台の点灯が見られたのでま,良いかな.
暗くなったら海岸線を走って徳島へ.信号にほとんど引っかからない快適ドライブで気持ちよく市街地へ入れてそのままホテルへ.
いよいよ最終日です.