140102 四国旅行 2日目 宇和島編

二日目は愛媛の宇和島をうろうろ.

アルバム 140101-0104_四国







ホテルを出たのが明るくなってからという私としてはゆっくりな出立.宇和島は西向きだから朝はゆっくりで良いんですよね.出がけで行くのは宇和島城.ホテルからゆっくり歩いてもそんなに時間は掛りません.


宇和島城は小山の上にそびえていて市内どこからでも見えます.


まずはバスセンター辺りから桑折氏武家長屋門へ.宇和島藩家老である桑折氏の長屋門だったものを端折ってここに移築したとのこと.ここをくぐれば宇和島城への登山道なんですが,まずは周囲を半周.山を取り囲む街路は四角に見える五角形ということで一つぐらい街路を見ておこうかと.なるほど直角に少したりない鈍角で構成していたり道の繋がり方が直角じゃないので方向感覚は狂いそうな.


半周して裏側の護国神社側から登城.搦手に当たるこの上り立ち門が宇和島城で唯一残っているもんだとか.


細い石段を登っていくといたる所に立派な石垣が残っています.朝で人がいないところに木々が生い茂った暗さもあって石垣の迫力が増して感じられました.


ただ,結構崩れているところが多くて一部は補修中だったり.中には落ちた石垣を枝木で支えているところまであって大丈夫かいなと・・・・・・.


さらに登っていって二の丸への上がり口は一面の石垣でなかなかのもの.


ちょうど朝日もお出まし.


本丸へと登っての宇和島港.


そして御天守.
天守台を余しての三層三重の層塔型.中央にそびえていながらも周囲を一望できるのは山の上ならではですね.周囲に山がせり出しているだけにどこから見てもお城の威容が見て取れる,ほんに堂々としたたたずまい.午後に対岸の山道からお城を眺めましたが立派にそびえていてよかったですよ.

天守を見学して係のおっちゃんとまたしばしおしゃべり.午後に宇和島闘牛があることを駅で見かけていたんでそんなところに絡めていくらか.時間までに行ったら良い場所とか聞いたりしてから下山.正月なために郷土資料館やら他の施設も閉まっているところが多くて断念するところ多し.



そんななか次に向かうのは天赦園.宇和島藩主の大名庭園です.


池を主体とした回遊式の庭園でやっぱり他に人がいなくてゆっくり回れていたんですが,景色の良いあたりが逆光でまともな写真がほとんど無いのが残念.あと行くなら季節的には藤の季節が良いみたいですね.



続いては予約していたレンタカーを受け取りに再び駅方面へ.レンタカー借りてからと思ってた和霊神社が思いの外近かったので先にお参り.行ってみたら駐車場がほとんど無くて徒歩で行っておいてよかったような状況.まぁ正月二日ですから当然なのかもですが.


続いて多賀神社へ.宇和島城天守で案内のおっちゃんに行っておけと言われたので行ってみたけど,うん,変な神社だった.



レンタカーを受け取って向かうのは宇和島闘牛場.たまたまとはいえ日取りがぶつかったのなら少し見物していくか,と.午後は足摺岬へ行ってダルマ夕陽な予定だったんだけども気温が大分暖かくなっていたし霞んでたこともあったので予定変更.


闘牛を見るのは初めてだったんですけれども観光客向けにルールなんかの解説もしっかり入っていて結構楽しめましたね.


盛り上がりは取り組みによってまちまちだったけど最後の取り組みがなかなか熱くて面白くみてました.
終わったのは14時半くらいだったでしょうか.予定時間より早く終わったとは言え今から足摺岬へ向かっても間に合わないので仕方なしに宿を取っている高知へと向かいます.なんだかんだで下道を山超えていくので時間が掛りますが,田舎道のこと快適に走って高知市内へ.




ホテルにチェックインしたあとは晩飯がてらに高知市内を散策.はりまや橋へ.がっかりスポットだのなんだの言われてるけど事前に調べてみれば見るほど観光客の見当違いが一人歩きしてるだけな気がするんですよね,ここ.城下町の商人が独自にかけた珍しい橋である”播磨屋橋”と,繁華街の中心地名である”はりまや橋”がごっちゃになってるんですよね.大阪や東京の”日本橋”に相当すると思うんですが地名でなく橋名として通っているように見える分ややこしくなっているような.


地下にある橋梁も結局の所後代のものですし.でも江戸時代からの町の発展をパネルで表示してあるので,これを見れば自ずと誤解は解けるような気がするんですけどねぇ.

あとはあちこちぶらついてからホテルで休息へ.


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