東北旅行中にふいに咳が止まらなくなったのでこれはやばいと急遽旅行中止して帰路へ.
でもまっすぐ帰るのは悔しいじゃないですか?
なので水戸へ寄り道.
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アルバム 130812-0816_東北 |

水戸は3回目なので今さらでもありましたが,水戸城はちゃんと見てないので改めて.
駅から離れた安い駐車場へ放り込んで自転車展開して弘道館へ.震災での被害が大きく未だ修復作業中.

そこから橋を渡って大手門の食い違いを越えると二の丸跡へ.
城跡の多くと同じように水戸城跡も庁舎や学校として使われています.
二の丸本丸はガッツリと学校地帯.
資料館で説明を受けつつ水戸の街の変容を復習.
水戸城の天守閣は戦時中まで現存してたんですが,これが戦災で焼けてしまいました.
それと時を同じくして駅南側の開発と宅地化が進み,都市として発展していったわけです.
何となくですが,歴史的建造物が失われたことで開発へと大きく舵切りが出来た街なんだろうと思うんですよね.もし焼けずに残っていたらこの街の観光に歴史は大きく関わってきていたと思います.そうなると弘道館から城域一帯はどんな風になっていたのでしょうね.

戦災から唯一残った薬医門が第一高校に残されています.

その入口見たら土塁の食い違いが残っていてびっくり.

その後お城を離れてここへ.
再び弘道館へ戻り外回りを見学.
徳川ミュージアムをちらりとのぞいてから土浦へ.

亀城という名で通っていた土浦城は霞ヶ浦から水を引いた堀の城.
今も門が残っていたり櫓が再建されていたり土塁や食い違いが残っていて城らしい風体を見せている普通の公園.

今となっては大垣城のような印象ですね.

西櫓は公開されているので中を見せてもらい,公園のそばの市立博物館を見学.
これがなかなか内容あって面白く見ていましたね.
そしてお城見終わったらあと一箇所.

土浦の第一高等学校にある重要文化財の旧土浦中学校本館です.
明治37年の建築でアーチをあしらった趣のある建物でした.
時々内部の一般公開もやっているということですが,たまたま来ただけなので外からだけ.
高校の敷地内なので校門入ったらまず事務室に見学の旨声をかけるようにしましょう.
入場証も何もなく許可もらえましたが,見学客らしく振る舞うようにした方がいいでしょうね.
見学終わったのが15時前くらいだったんですが,咳も止まらなかったのでさっさと帰宅.

早めに切り上げたのでいつもより少なめですが,青森まで行って帰ってきてなのでざっと2000kmの旅でした.