130814 東北旅行 2日目 函館編

福島から一気に北上して岩手と青森の県境にある金田一温泉郷へ.

アルバム 130812-0816_東北








緑風荘跡ですね.
以前来たときに撮りもらしがあったので改めて.ぶっちゃけこの為の東北遠征なんですが.


と行ってみたもののいざ見てみれば一アングルで収まるものでも無いみたいでスッキリしないまま引き上げたんですが.


再び九戸城へ行こうかと思ったんですが,朝早いのは前回と変わらずなのでそれならと三戸城へ.こちらの城も台地,というか小高い丘を使った城になっていて規模はそこそこ.今は公園として整備されていますが,削平の跡もちょこちょこ見受けられる城跡になっていました.


一番上の御三階櫓跡の前に車を置いて散策します.


本丸を一段降りたところの谷丸(でよかったはず).


結構下からの高さがあります.本丸跡からずいずいと下るような感じで見てまわりました.


枡形やうねうねと折れる道を下っていって綱御門まで.事業の一環での再建ということですが,石垣をみるに石組がちゃんと残っていなかったということみたいですね.
裏手には昔らしき石組みがあったのでそっちは本物なのかも.


神社を上がっていくと模擬天守の資料館と売店がありますが7時台のためスルー.再び本丸から搦め手を見てまわって見学終了.

次をどうするかずっと迷っていたんですが,まだ朝も早いことでしたし,一気に行ってしまおうということで九戸すっ飛ばして函館へ向かうべく青森へ.

しかしこの思いつきの割りに下調べが甘かったのが仇に.青森駅前の駐車場に車を放り込んで,一泊分の荷物を詰めて自転車展開.函館へは自転車で行こうという算段でした.

まぁコミケ後で金がなかったというのと一泊程度で函館へ車運ぶのは効率が悪すぎるということだったんですよ.さらにケチろうと自転車連れて船で行こうとしたもののフェリーターミナルに着くと,折りたたみであっても自転車料金がいる&自転車は一番に乗船させることになってるから次の便まで待てと言われそれならとJR特急に切り替えたわけです.が,特急は出たばかり.それでも次の船を待つよりは良かったので待って函館へ.

函館へ行く経路は飛行機か船が鉄道の三通りなわけですが,一度目は飛行機,二,三度目は船,そして今回が電車と全部の手段を使ったことになります.
とくに青函トンネルのスーパーロングレールを体感してみたかったというのもあったんですが,こちらについてはよく分からなかったですね.夏の暑い時間帯なのでそもそも音が小さいのと,トンネルの反響で走行音自体がかなり大きく聞こえるので肝心のレール継ぎ目による音の違いは何ともいえませんでした.



青函トンネルを越えて降り立ったのがここ.
後ろでは新幹線駅の建設が進んでいます.新幹線通ったら四つめの経路も使って函館行かないとね.


木古内に降りたのは松前城に行きたかったから,なんですが,これが最悪.バスが連絡してない特急だったらしく次のバスが1時間半後.しかも松前城に着いてからの帰りの便もまばらで,そのまま行けば函館着は21時近くになるらしい.まだ13時になったところなのに!
まだ函館の宿を確保していない状況でそれは冒険過ぎるのでひとまず電話帳でいくつか宿に問い合わせ.でもお盆連休の真ん中に大観光都市である函館の宿が空いているなんてことは無かったのですよ.WiMAX通じないので広域的に空室状況も調べられず,これはあかん,と切符買ってそそくさと函館へ逃げました.

松前城見た後で函館行かずに青森へ帰れば良かったんじゃないの?と気がついたときには函館駅で・・・・・・.


自転車展開.


元町より先に明るいうちに行かねばならぬところがあったので先にそっちへ.途中の五稜郭をぐるり一周.自転車があるとほんと便利ですよね.


水堀を挟んで舞台を設営してるみたいだったんですが,あれ面白いなぁと思って見てました.


五稜郭にも土塁があると言うことを忘れないため.石垣に気をとられてばかりですが,ちゃんと外の備えも残されているんです.


五稜郭を後にして向かうのがこの辺り.五稜郭タワーがら延々と坂道を登って来てます.地図で見たら近いように思えたので自転車なら行ける!と思っていたんですが,そんなことはなかったぜ.途中から自転車押してました.


そんなことをしながら着いた場所は四稜郭と言います.五稜郭と同じように四つの稜を持つ城ですね.城というか即席で作った土塁陣地なんですが.
箱館戦争の折,五稜郭の北方の守りとして急ぎ作られたものでしたが,新政府軍の進撃にわずか半日で潰走したとか.

土塁なので150年もたてば風化している前提なのですが,それでも規模は小さくて立てこもりを考えていない本当の陣地だったんだと分かりますね.確かに稜堡になっていて砲をここに置いたんだろうとか分かるけど,それにしても簡素なんですよ.高地にある分利点はあるんだろうと思いますが,風前の灯火な感じがありありと見えて言葉がなかったですね.むしろ良くこれが今まで残されていたなと思うくらい.

ひぃひぃ良いながら上がってきたと言うことは帰りはご褒美タイム.坂がきつすぎて速度が出すぎるので折りたたみ自転車には酷でしたけど.

宿が取れなかったのでもう帰りの特急.
ネカフェとかは考慮に入っていません.さすがに装備が大きすぎる.青森行きの最終の特急が意外と速かったので今回はフトッチョバーガー買ってる暇も無く駅売店でガラナ買っただけ.あ,元町行ってないや.という何しに行ったのか分からん函館遠征でした.やっぱり函館は腰据えて行くべきですね.

青森駅へ帰ってきたら夜も良い時間なのでそそくさと青森離脱しました.


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