130716 三重

帰り道は三重へ寄り道.

アルバム 130713-0716_京都・三重







祇園祭り見た後に高速へ乗り草津SAでシャワーと仮眠.
夜が更けてしまっていていたのではじめてSAのコインシャワー使ったんですが,意外と悪くなかったですね.
あの設備24時間利用出来るなら温泉あぶれたときの選択肢としてはありですね.
問題は場所が限られることでしょうが.

仮眠後に移動開始.
あとは自宅へ帰るだけなわけですが,休み取った分の一日猶予があるのでそのまま帰るのは勿体ない.
ということで伊勢へ寄り道です.

今年は式年遷宮の年ですから行っておきたいけど絶対人が多いはずだよな,
と考えると平日休みを取ったのこの日に行くべきだろう,と.
日の出前のくらいうちに高速降りたのでまず行くのは二見浦.
伊勢は小学校の修学旅行以来で,改めてきてみると覚えているようないないような.


すぐ近くの駐車場まで入って夫婦岩へ.
暗いうちでもさすがはといいましょうかちらほらと人がいました.

しかし天気は曇り.
夏至から近いのであわよくば富士山と一緒になんて考えていましたがそう易くは行きません.
部分的にもオレンジに染まる空が見られただけでも良いとしましょう.

明るくなるとわんさと人がやってきます.
三脚なんて立ててられなくなるのでそそくさと退却.



そして伊勢神宮の内宮へ.
真新しい鳥居が眩しいです.

本当に全部作り替えているというのは本当なんですね.
用地も二つ用意されているから常でもそういう話は聞くんでしょうが,見ないとふ~んで終わるよね.


新しい正宮.外見からでは造営はほぼ完了しているようです.


隣の現正宮.全く同じ用地とはいえ石段の高さが違うんですね.


お参りを済ませて参道を戻り外宮へ.
まだ朝の6時台になったばかりで涼しいなかの参詣.


こちらも遷宮に向けて造営中.


別宮は造営されてたりされてなかったり.

お参りを済ませたら伊勢をはなれ松坂へ向かいます.
7時半ごろでしたがもう既にじわじわと暑くなり始めてました.


松坂城.
立派な石垣がしっかりと残っています.
車道が狭くて窮屈そうに感じられたのでちと持て余し気味な気はしますが,
そんな中でこれだけの規模を残しているのは大変じゃないかな.


階段と思しきところは車両通行用にならしてありますが,それ以外は丁寧に残されている印象を受けました.




櫓台も面白い感じに張ってあってあれこれ考えるのの楽しいこと.


お城の反対側へ回って降りていくと長屋が現存しています.
40石取りの下級武士の組長屋ということですが,残っているのはかなり珍しいですね.


しかも,現在をして子孫の方々が生活しているというんですからなおのこと.
今も使われているという以上観光用に整備されているとはいえ気を遣いながらですが,興味深く見てました.

関連の資料館がお城の周りにあるんですが,祝日の翌日ということで軒並み休館日.
仕方ないので駅前の観光案内所へ寄ってから松坂を後にしました.


次の目的地は津.
津といってもピンと来ないですが,すなわち安濃津城のこと.
伊勢街道への玄関口として要衝であり,藤堂氏の拠点として有名です.
藤堂高虎といえば水堀に四角く切った縄張りの石垣城ですが,ここもその通りのお城になっています.




内部は公園として整備されていますが,石垣と堀を残しており面影を辿ることが出来ます.
堀は広く,石垣には犬走りのようなものも見受けられます.
今治城を思い出しながらぐるりと散策.
裏側から抜けて高山神社を経由して正面まで戻ってくる.


続く目的地は伊勢亀山城.
ほとんどが学校になってしまっているのであまり見られる場所はないんですが,
現存の多聞櫓とその石垣,他に公園となっている場所の隅に櫓跡や二の丸帯曲輪が残っています.


三重櫓跡.


帯曲輪.


現存の多聞櫓.
綺麗に補修されていますが,ほんとはもっと長かったんでしょうね.
隅櫓でこの渡し方は面白いと思った.


亀山城の遺構こそ少なかったものの,案内は必要分あったし,
地形がはっきりしているので縄張りを想像しやすいお城だったと思います.
で,ここも祝日の翌日ということで資料館に入れず撤収.

お昼過ぎだったのでそのまま桑名へ行こうかと思ったんですが,
天気が崩れそうな感じだったのでそのまま帰りました.


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