130505 九州旅行 9日目 福岡・北九州編

いよいよ最終日.
この日は予備日と帰路のためのバッファで福岡周辺を回りました.

アルバム 130427-0506_九州







最終目的地は北九州なので前日熊本だとそんなに距離があるわけではありません.
ということでゆとりを持って基山から.

2日目に太宰府の北を守っていた四王寺山の大野城を見に行きました.
おなじく太宰府の南の守っていたのは基山にある基肄城でした.
大野城とほぼ同時期ということでこちらも土塁で山をぐるりと囲む朝鮮式の山城です.


山道を上がっていくと草スキー場がありましてそれをさらに上までいくと草地に土塁跡が残っています.
うっすら道がついている場所で分かりにくいと思うんですが,ちゃんと土が盛られています.


日の出の方角なので下は筑紫野でいいはず.
散策とばかりに歴史の遊歩道をぶらぶらしてみたものの土塁跡以外はあまり分かりませんでしたね.
もっと下れば城門とかあるみたいですが,森の中に入る勇気はなかったので.


続いて福岡市内へと入り大濠公園へ.
休日の朝と言うことでジョギングや散歩する人がいっぱいの中,中央の橋を渡って散策.
大濠公園は福岡城の西側にあった入り江を堀として利用した広大な池.
明治に入って万博があったらしくその時に中央に島を作って公園として整えられたそうです.
また,今は堀の水は淡水化されていて鯉が泳いでいます.
いまや,福岡城よりも大濠公園の方が有名なくらい福岡の代表的なスポットになっています.


大濠公園の南へ行くと日本庭園があったので大名庭園かと思って飛びついたら時代が違いました.
大濠公園が整備されたさらに後に日本庭園を設計して造ったということらしい.
まぁせっかくの大堀を借景しない造りは無いんじゃないの?とぼやきながら退散したけど,
いわゆる典型的な日本庭園という感じでそつはなかったと思います.


そして福岡城へ.


改めてきてみるとやっぱりこのお城もすごいんですよね.
経緯が違って大きな開きが出ているけれどもポテンシャルは熊本城並みだと思いますよ.
そしてそれが分かるほど大きな規模で今も遺構が残されているんですから.

これだけの規模のお城でありながら野球場やテニスコートとしての使用に留まっているあたり,
福岡の人々にとってお城の存在というのは大きくなかったんだろうと思います.
やっぱりこの都市の顔は商人街である博多なんだろうと感じました.

その後福岡市博物館へ.
福岡城のそばかと思ったら存外に離れていました.
「金印」見てきましたよ.本当に小さいものですね.
いろんな博物館でレプリカ展示してあるので本物がどうかと思ってたけどやっぱりちゃんと重みは感じられました.
それから名槍「日本号」格好良かったですよ.
博物館自体は改修中で展示室も狭くなっているらしかったですが,
福岡城に時間食われていた身にはちょうど良かったかも.



その後は一気に北九州へ向かい,小倉城へ.
南蛮造りの天守として有名ですが,これは当時のものと大きく異なるコンクリート復興天守.
南蛮造りの外観ですが,当時は破風がなかったものをなぜか復元時に破風を付けたらしい.
周囲の石垣遺構はわりとしっかり残されていてそっちの方がみもの.


小倉城の庭園があるんですが,建物を含め庭園は復元じゃなく再現.
でもガイドさんは説明の時におくびにも出さずに説明してて,
資料残ってたの?って聞いてみたら再現だと言ったなんじゃそら.

小倉城は本当なら城そのものじゃなくて街割りを見るべきなんだと思うんですが,
さすがにそこまで見てまわる時間も予備知識も無いのでここまで.



今回の九州旅行の始点である関門海峡へと戻ってきました.
向こう側の山は1日目の夜景を撮った火の山.


ここは門司城跡でして,毛利氏と大友氏の血で血を洗う戦いの地となっております.
関門海峡を望む拠点ですから,さぞ重要なポイントだったのでしょう.
遺構はほとんど残っていなくてぐるりと遊歩道とかろうじて本丸部分が残っています.
これは明治期に要塞化されているためのようで,本丸にも砲台跡が残っていました.


さて,これで全行程終了.
すこし時間に余裕があるなら門司のレトロな街並みを歩きたいと思っていたんですが,
軒並み駐車場がいっぱいで断念しました.
そして向かうのは新門司港.


長期旅行の疲労とGWのUターンラッシュを考えると帰路を車で帰るのは無理ゲーな気がしたのでフェリーを予約していました.
昨年の瀬戸内旅行の帰りにも使った北九州-徳島-東京の東九フェリー.
時間がかかるとも,陸路でのコストと時間を考えれば全然見合う選択肢.
むしろ車一台運んでもらって二泊分寝て帰れると考えれば安いんですよね.


手続きを済ませて時間になったら乗船.さすがにもう慣れたもの.
後はゆったり船に揺られながら9日分の休息をとるのみ.東京着は36時間後である11日目の早朝.
たっぷり寝て,写真を整理し,また寝て,退屈し始めた頃には東京港間近でちょうど良い頃合いでした.



海ほたる.
カメラ構えられないくらい風が強い上に薄暗いので撮るの難儀しました.


そして日の出.


やがてゲートブリッジを越えるとビックサイト脇のフェリー埠頭へ入港.
下船したらあとは首都高走って無事帰宅.




ということで総走行距離は4064.4kmでした.
3000km台は行くと思ってましたがフェリー乗り過ごし事件のせいか4000km台に足を突っ込むことになりました.
よく走った,でも充実の良い旅になったと思います.

ということで今回の旅行記はこれまで.
長い旅行記にお付き合いいただきありがとうございました!


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