九州旅行最終日.
この日はゆったり福岡観光でした.
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アルバム 130101-0105_九州旅行 |
二日市を日の出すぐに出立して太宰府天満宮へ

まだ店が開いていないような時間でも結構人がいます.

心地池にかかる三つの赤い橋はうんたらかんたら
頭の中に歌詞が渦巻くのは仕方が無い.

お参りを済ませてから裏手をゆっくり散策.

天開稲荷の石の祠へお参り.
その後大野城へと足を伸ばそうと思ったものの,
雲行きがよろしくないので途中で断念.
戻ってきたら本殿への参拝客が参道まで続く大行列で失笑するほど.
正月5日でもこれだけ参拝者がいるんですね.さすが太宰府.

そのあと九州国立博物館へ.
九州の歴史を大量の史料と共に見学.
実に見応えのある展示でした.
時間があるようなら太宰府はもっと回るところあるんですが,
最終日なので長居も出来ずそそくさと博多へ向かいます.
先の大野城はもとより,水城も見たいんですがこれらは後の旅行に取っておきます.
さて博多へ行くんですが帰りの新幹線まで2時間ほど余裕があるのでもう一箇所.
福岡城跡へと向かいます.

黒田氏が築いた福岡城は博多の西にある城でした.
その前は鴻臚館(こうろかん)という外交を取り扱う役所が置かれていたそうで昔から重要な地だったみたいです.

前は野球場だったみたいですが,今は鴻臚館の発掘調査が進行中です.
私はというと時間がアレなのでと鴻臚館跡を脇目に石垣の城内へと向かいます.

木々の中から立派な石垣遺構が姿を現します.
正直なところ福岡城ってあまり聞かないし
現存の多聞櫓くらいで大したことないんだと思ってたんですよ.
ところが出てきたのがこんな大規模な石垣遺構に入り組んだ縄張りでもうどうしましょう.

おまけに広い.
三の丸から二の丸へ上がってもかなり歩きました.
すぐ際までグランドやら建物があるんですが,よく残していると思います.

天守台.
どうよ,これ.
記録が少なくて天守が実在したかは定かじゃないらしいですが,
これだけ立派な天守台があって実在しなかったのかな?

どうよ,これ.
誰もいないのを良いことに笑いまくってました,
構造が読み取れるのはもちろんですが,その入り組み方の工夫が見えるのも本当に楽しい.

これ天守台なんだよ?
この規模に簡単が漏れるけど,
加えて地下室を埋め立てずに保存してるのも嬉しい.

天守台でビクンビクンしてたら新幹線まで1時間切ってしまって慌てて残りの場所を見て回る.
九州は熊本城だけなんて思ってたらとんでもないですね.
このお城は間違いなく熊本城級のお城ですよ.本当にすごい.

現存の多聞櫓.
生け垣の向こうでじっくり見られないようになっているのは残念かな.
保存状態も雑ですし,もうちょっと大事にして欲しいところ.

坂を下って大手門と潮見櫓.
この辺りでタイムアウト.
慌て鴻臚館へ駆け込むも見ている時間が無くパンフだけもらって脱出.

地下鉄駅へと向かう途中に地下へ入る階段がありまして,そこに福岡城の石垣が保存されています.
地下鉄敷設工事にさいして発見されたらしいですが,堀の中の石垣を間近で見ることが出来ます.
毎週土曜日に公開されていると言うことでしたが,この日は偶然にも土曜日だったので時間を押しても見に行きました.
ただ切実に慌ててただけに本当に”見る”だけになってしまったのは残念.ちゃんと勉強しないと.
さて,息せき切って地下鉄から博多駅へ.
新幹線ホームへ駆け込んでセーフ.
実は地下鉄一本逃したらアウトなぎりぎりさでした.
帰りも飛行機で良かったんですが,UターンラッシュでLCCも新幹線も値段が変わらず
せっかくなら新幹線を博多→東京で乗ってやろうと思った次第.
取っていた席が自由席から離れた号車だったのでUターンラッシュのあおりもさして受けず帰ってこられました.
結局車内でぐっすり寝て.スッキリした東京着でした.
さて,こんな感じで冬の旅行は完了です.
昨年は3日間の突貫だったことを考えると5日でゆるりと回れたと思います.
あとは夏に備えるだけなんですが,今年連休取れるのかな・・・・・・.