120913 東北旅行 6日目 津軽半島・弘前編

東北旅行6日目.
下北半島行ったら津軽半島もですよね.

アルバム 120908-0916_東北







目が覚めたら3時半.
場所は大間.
はまなすラインの休憩パーキング.
前日の大移動にさすがに疲れが来ていたみたい.


目の前には漁り火.
あんなに明るいものなんですね.中央に光っているのは月なんですが光負けてます.

方向からすると恵山沖あたりでしょうか.
そういえばピカリン館にも漁り火の写真が飾ってありましたね.
今度は恵山岬からも見てみたいです.

爆睡していた関係ですっかり回復したので南へ.
むつ市を抜けて陸奥湾をぐるっと時計回りに回っていきます.
青森市内を抜けて津軽半島へ.



途中から日本海側へ抜けて十三湖高原.
十三湖と向こうに見えるは岩木山.
空が青いぜ.

十三湖高原にある福島城跡へ立ち寄ったものの散策道がさっぱり分からず.
なんかめっちゃ広いらしいことは分かったので深入りせずは正解だったのかも.


龍泊ラインへ入り海岸線を北へ.


うねうねと坂道を唸り上げて上がってくると眺瞰台.
これを絶景と言わずしてなんとする.


向こうには龍飛埼灯台とその向こうに北海道.


またしばらく走り津軽半島の先端,龍飛崎へ到着.


大間より距離があるのでぼやけてしまいますが,たぶんあれが函館山.


龍飛埼灯台は断崖の上にあり港までは階段国道が通っています.
歩行者専用の道路なんですがちゃんとした国道だそうで.


龍飛崎の先端に帯島という島があるので行ってみたのですが,
島の向こう側を望めるわけでもなく特に何も無かった.
肩すかしを食らって力なく灯台の駐車場へ階段を上る.
港には普通に車で降りてこられて駐車場もあったので,二重に肩すかし.


灯台から車ですぐそこの青函トンネル記念館へ.
青函トンネル掘削を中心とした資料展示館ですが,
ここからトンネル内の見学も出来ます.

ケーブルカーに乗って海面下140mまで斜抗を下り,そこから作業抗を利用した資料展示を見る.
使用された道具や作業機械と人形による展示.




ケーブルカーと資料展示をセットにしたツアー形式なので人いっぱい.


この先に本抗があって列車が行き来しているそうな.

ケーブルカーで地上へ戻り,津軽半島を南下.
道は先ほどと同じく眺瞰台から龍泊ライン.
つづら折りの絶景を眺めつつやがて十三湖,岩木山を脇目にさらに南下.

五所川原あたりからは一面の田んぼ.
時期もいいらしく黄金色に染まっていました.
その稲原と岩木山を見ていてふと思い出したことがあり,
急遽調べるとビンゴ.早速寄り道.
田んぼの真ん中でもWimaxが入るなんてどうなってるんでしょう,青森.



向かったのがここ.
なんでお城なん?って突っ込んでしまいましたがここへはお城目当てではありません.


ここにはね,こんなのがあるんです.


田舎館村の田んぼアート.
お城は村役場の展望台.
係の人に聞くとここには田舎館城というのがあったそうでそれを後世に伝えるために天守閣風建物にしたとか.


色の違う稲を使って,展望台からちゃんと見える様にと透視法で描かれています.
めっちゃ手が込んでて見応えあります.
なんでも今年から第二会場が出来たということで,役場から道の駅へと移動.



第二会場の田んぼアートは七福神.
これも広角いっぱい.
これだけ複雑な模様よく描いたもんだと思いますね.
櫓を降りる階段に作業の様子がパネルで展示してありましたが手が込みすぎてて呆れるくらい.
傍目に”ちょっと田んぼに絵を描いてみました”とか思ってたら失礼なほどに下準備された作品です.


田舎館を後にして向かうは弘前.
実はさほど距離ありません.
弘前城の追手側の駐車場に止めて天守へと.


外堀と土塁そして追手門.
一年前にも北海道旅行の締めくくりに来ましたが,一年で意識が結構変わるものです.
というか昨年の記事見ると何も見てなかったと分かる程度には意識が変わって来てるんですよね.
弘前城というと東日本唯一現存天守を残す城ですが,それだけじゃないんですよ.


天守以外にも城門が五つ,櫓が三つも残っているんです.
これは現存天守の残る城としてもそうそうあるものじゃないです.
明治期に櫓二つ消失しているそうですが,本当によく残されていたお城なんですね.


御天守.


内堀には足場が組まれていて,堀の管理用のものかと思っていたんですが,
後で調べてみると石垣修復工事のための試掘だそうな.
天守下部ということもあり修復する際には天守の移設が伴う大規模なものになるらしいです.
2016年に着工予定とのことなので今後少しずつ工事の影が強くなっていくのでしょう.


石垣.


内から見る御天守はかなり質素に見えるのは切妻がないため.
櫓の改修により天守(御三階櫓)としたため,なのかは分かりませんが,
内部も徹底的に質素な作りになっています.


ここで目的を達成して本丸広場を北の郭へ.


二の丸丑寅櫓.


北門.
現存の門・櫓を全て見て回る頃には夕焼けになっていました.

その後観光館へ戻り弘前ねぷた祭りの山車が置いてある山車展示館を見学.


そして,すぐ隣に置いてある弘前にあった洋館のミニチュア.
こういう保存展示は珍しいですね.
暗くなってくるとライトまで入る細かさ.
解説版に当時あった場所の地図もありでいい展示だと思います.

日が暮れたのでこの日はここまで.下北・津軽と半島を強行したのでさすがに疲れていました.
温泉につかってゆっくりと休養.


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