111218 瀬戸内旅行 3日目 岡山,因島,竹原編

瀬戸内旅行の3日目.
この日は予定変更に予定変更を重ねて例の場所まで行ってしまいました.

アルバム 111216-1218_瀬戸内







岡山のホテルをこれまた日の出前に引き払い,予定ではレンタカー借りて鬼ノ城で日の出撮るつもりでした.
しかし,頼みにしてたレンタカー営業所が開いているのに人がいないという状況で借りられず,急遽予定変更.


行き先は倉敷駅前.
チボリ公園はなくなったらしいですが,駅前の時計塔は健在.日の出前なので暗いですがわかりますよね?
これ撮ったらすぐさま岡山へ引き返し,岡山城へ.
もちろんまだ開くには早いですが,烏城公園は開放されていますので.


途中商店街も経由します.





そして烏城公園の岡山城.ちょうど日が昇ってオレンジの光に照らし出されています.
白の漆喰と金箔がオレンジに反射してきらきらと輝いていました.
そして天守も立派なもの.中が見られないのを残念に思いつつ,本命の不明門へ.

そして改めてレンタカーを借りに行き,無事に受け取り.
すぐさま鬼ノ城へと向かいます.

鬼ノ城は古代の城で百済の援軍として戦った白村江の戦いに敗した後に西国防衛のために築かれた城の一つだそうです.
どんだけ古い城の遺構が残ってるんだか.びっくりです.
また温羅伝説にて鬼が済んでいたとされ吉備津彦命による討伐の話が残っている岡山の桃太郎伝説の地でもあります.

岡山市内から鬼ノ城までは小一時間といったところでしょうか.
総社のインター越してしばらくしたら狭い山道をひたすらひたすら登って駐車場までたどり着きます.
駐車場はそこそこ広くて,予想以上に車があるw
対向車来なかったから良かったものの,来たらあれどうこなすんでしょうか・・・・・・.




駐車場から徒歩で鬼ノ城の角楼へ向かいます.
山を上がっていくと西門の大きな建物が見えてきます.
三階建ての櫓.礎石からの復元ということでどこまで正確な復元なのかは分からないのですが,1000年以上も前にこんなものが建ってたなんて言われても実感湧かないくらい立派なものです.
また,鬼ノ城の規模は周囲数kmと大きく,各所に遺構が残っているためとても全体を見て回るのは今回は断念しましたが,
山城としてこれほどの規模を持っているのはそうないんじゃないでしょうか.
古代の城の知識ないのでその当たりも次行くまでに仕入れておきたい事項ですな.


さて,今回はメインの目的のみということでまずは角楼の上から.


見渡すと,岡山の平野とその向こうにある瀬戸内の島々を望むことができます.


西門は三階建てですが,中に入ることはできません.
門をくぐって外へ出るとこれ.


これ近くないですかね?裾野の距離感違うけど,形合ってると思うんだ.



さて,鬼ノ城を後にして次は吉備津神社へお参り.
お参りしておみくじは吉.



長い回廊があったり境内も結構広いみたいなんですが,半分くらいまで回廊を歩いて撤収.
本当ならこの後,温羅伝説の地を巡って岡山城と後楽園みてからあわよくば倉敷と思ってたわけなんですが,いくつかを中途半端にクリアしてしまっていたのでスケジュール全部わやにして,いっそのこと!と思い切ってみました.


総社インターから高速に乗り向かうは尾道しまなみ海道.
一番最初の予定に入れてた恋色空模様の舞台の因島へと向かうことに.
高速走って一時間ちょっと.山陽道からしまなみへ入り向島から因島へ.
運転中に因島大橋を直に撮ることはできないのでこんなことを.


因島大橋を渡るところと,インター降りて因島大橋記念公園へと向かう道中です.
助手席に三脚をセットして,カメラの動画機能を使ってみました.
うちのD90はデジイチで初の動画機能搭載ということだったので簡単にですが動画撮影ができます.
高画質モードだと5分間なんですが橋渡るだけなら十分なので.
ピントなどはマニュアル操作になってしまうみたいでぼけた感じにはなってますが,そこそこには撮れているんじゃないでしょうか.

こんな感じで大橋記念公園へと.
動画で停めた駐車場より奥に車で入ることができまして,橋のきねまで行くことができます.




大橋とその海岸.先には灯台があります.


大浜崎灯台.


島の風景
その後は軽く探索として島を半周するつもりが道誤って一周してしまうことに.
そのせいで小一時間時間をロスしてしまい,慌ててしまなみ海道を北上.


帰りも同じように助手席に三脚据えて,バルブ引っ張り出してリモート撮影.
カメラを窓へ振った方が有効的だったかも.

ともかく次に向かうは竹原.
尾道まで来てしまったらもう行くしかない.
また高速を一時間ほど走らせてから竹原へ山道を下る.


そして道の駅に車を置いて町並み保存地区へ.




あの風景が目の前に!
資料こそ持ってきていないので厳密にどこなんて言えないですがそんな必要もないくらいあの街,なので.
日曜の昼下がりだというのに意外と人がおらず,同類に人もそんなに見られないのでのんびりゆったり歩くことができました.




西方寺.
こうなってるのか,とはじめて分かるあの縁台.
こんな感じに建物配してあるのは珍しいんじゃないですか?
で,ももねこさまどこ~?







あちこちで見覚えのある風景を見ることができ,なにも資料なくても感激の嵐です.


お抱え地蔵様.
とある計画を念にお抱えしてみたらめちゃくちゃ重かった.
改めてしっかりと抱えて頑張ろうと気を引き締めてきました.



そうこうしているうちに空はオレンジ色に染まっていきます.
夕陽はやはり海を撮らねばってことで一路黒滝山を目指す.
が,忠海駅を越した当たりからどう行けばいいのか不安になったチキン野郎は引き返して海岸線のパーキングから日の入りを拝みました.




三日間いろんな所から島を眺めてきましたが,この近辺の島は穏やかな表情をしていますね.
こんもりとしてて島どうしが寄り添っているような印象を受けました.
ゆるゆると太陽が沈んでいき日の入り.


竹原へ引き返し再び町並み保存地区へ.
もう真っ暗で人がいない中,どこへ行くかというと”ほり川”へ.”ほぼろ”のモデルですね.
ここまで人がいないとやってるんだろうかと心配になりましたがちゃんとやっていました.
なんとなくオタ御用達になってる気がして不安だったんですが,そんなことはなくごくごく普通に家族経営のお好み焼き屋という感じでした.
お客さんも結構いて,仕事帰りぽい人や家族連れなど,ごくごく普通に賑わっていてのんびり食べることができました.

実はここではじめて広島風のお好み焼きを食べたわけなんですが,本当に麺なんですね.
タネも少なくて食感違ってで軽いカルチャーショックを受けました.
これはこれでおいしいですが,ほんともう関西風と広島風って別の料理なことを理解しました.

いい時間になったのでこの辺りで帰路へ.
岡山まで高速をひた走り,あとはもう夜行バスで帰ってきました.



全体的に天気も良く,三日間にしてはよく回れた旅程だったと思います.
本当は5日間で予定組んでいたんですが,予定日が仕事都合で苦肉の策の三連休での旅行となりました.
冬至直前と旅行するには活動時間のとても厳しい時期だったんですが,よく頑張れたと思います.
でもこれはあくまでも下見旅行のつもりでして,次はちゃんと腰を据えて回りたいと思っています.
長期連休は取れるかどうか分からないので三連休x2くらいで暖かい季節に行きたいですな.

ということで今回のレポはここまで.
長々とお付き合いいただきありがとうございました.


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