北海道旅行の10日目.
北海道からフェリーで帰ってきての青森観光です.
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アルバム 110725-0805_北海道 |
フェリーは前日の深夜に青森到着.
そのまま近くのパーキングで眠ってから朝に弘前へと向かいました.
向かうは弘前城.
東日本で唯一現存天守を留めるお城です.
到着したのが早朝過ぎて駐車場どこも開いていないという憂き目にうろちょろしつつ,
時間を見計らって弘前城公園へ.


弘前城は結構広い領域が城跡公園として確保されているようで,散策にも城址歩きにも良い環境.
お堀に櫓にと文句なしの見応えでした.

そして天守閣を.
天守閣,というか本丸部分については有料区域となっています.
中は資料展示スペースとして利用されていますが,展示物も見るものありましたね.
そしてその足で三内丸山遺跡へと.
遺跡というから山里離れた所に入っていくのかと思いきや意外と近くにあって困惑.
しかも外からは林で遺跡が見えないようになっているので,え,ココであってるの?という不安に駆られながらの訪問.
しかしゲートをくぐるとよく見るアレが見えてきます.



物見やぐらに大型の住居.そして数々の集合住居.
再現されているのは発掘の終わったごく一部のようですが,それでも見応えあります.
また,ゲートとなっていた建物では出土品や当時の生活,この集落の趨勢などが分かりやすく展示してありました.
午後もいい時間になってきたので本日のメインイベントのために青森市内へとって返す.
そう,この日は青森ねぶた.それも大型ねぶたの巡行の日.
人手から考えて駐車場問題は死活問題なので早めにしないの定額パーキングへと放り込みました.


それから海辺のねぶたが格納されているスペースへと.
大型のテントがいくつも並んでいて,その中に出番を待つ大型ねぶたが格納されています.


外では本番を前に集結する山車の引き手とお囃子の人々.
その活気はなかなかのものです.

そして,時間になると巡行のために開始位置へと移動を始めるねぶた.
下の道路をみてそのスケールを実感出来ますでしょうか.
ほんと目の前で見てそのスケールのでかさに驚きましたよ.


灯がともり,巡行開始.
その勇姿たるやそれまでの比ではなくぐっと迫力が更に増します.

お囃子が祭りの雰囲気を盛り上げてくれます.

いやほんとすごいのなんの….

“らっせーら”というかけ声のもと,跳人(ハネト)が激しく踊ります.


この迫力とスケールは現地行かないと分からないかもしれないですが,本当に熱いお祭りでした.
東北の”負けないぞ”という思いが伝わってきたように感じられました.
さて,といった所で全行程終了.
青森インターから高速へ入り仮眠の後,埼玉へとひた走りました.
帰りの道も長いようであっという間.
なんだかんだで楽しんで帰ることが出来ました.
まぁ,最後の最後に免許の色が変わるイベント発生しちゃったんですが,これも一興かね?(そう思わないとやっていられない

何にせよ無事故で帰ってこられた全行程3600km超.
楽しく,あっという間の旅でした.
こんな旅この先出来るかどうか分からないけど,またやりたいと思える旅でした.
これで10日にわたる旅行記も終わりなります.
長々と読んでいただいた皆様本当にお疲れ様でした.