110727 北海道旅行2日目 岩内町・小樽編

青森・北海道旅行の2日目です.
この日は岩内町と小樽の旅.

アルバム 110725-0805_北海道







まずはフェリーを降りた函館から岩内町へと向かいます.
なぜ岩内町かというと,岩内町は我らがALcotの前身たる作品「月陽炎」(すたじおみりす)の舞台となった有馬神社のある場所なんです.

向かう道は完全に下道なんですが,やはり北海道の道は走りやすい.
前回はレンタカーでかつ普通車だったのでその効果かとも思ってたのですが,走り慣れた自分の車でも変わることなく走りやすい.
すいすいとナビの到着予定時刻が繰り上がっていくw.
(スピードをやたら出し過ぎてるとか言う意味ではないですよ)

それでも眠気に押されて仮眠をとりつつで,岩内近辺に近づいたのはちょうど空が明るくなったころ.
岩内町は港町,というイメージを持っていたのですが,運転していて目に飛び込んできたのがこれ.




上の写真の崖は弁慶の刀掛け岩というらしいです.
それまでも海岸線を走ってきてなかなか起伏の激しい海岸だとは思ってましたが,ココまですごいものがあるとは思っていませんでした.

ふとナビ見ると近くに展望台があるらしいということでこの風景高台から見られるなら,と立ち寄ってみたんですが,結構ひどかった.
山を登っていって付近に行くも,展望台入口の看板あれど入口がない.
とりあえず駐車場に停めて看板のところ行ってみると,どうも奥に道がある・・・らしい?
行って見るもんじゃないですね.


これ,道なんだぜ.
展望台らしきコンクリの建物を見つけましたが,いつ作られたんだよって代物.
私,廃墟巡りにきたんじゃねーんだよとぼやきながら退散.
いや,上がってみたけど木が繁りすぎてて展望台じゃない,断じて違う.

そんな感じでうろうろしつつ岩内町内.
神社より先にひとまず道の駅に寄って一息着いてから,改めて目的地である岩内神社へ.

神社脇の駐車場へ停めて境内へ向かいました.


あったよ!本当にありましたよ!有馬神社.
時刻は朝6時.散歩してる地元の人が一人二人いるだけです.
当然,社務所が開いている訳はないのですが雰囲気も結構そのまま.
境内正面の階段下りると,


さすがに作品中の程ではないものの,雰囲気や十分.
朝が(ryで誰も通りません.いや,美月はまだ寝てるんだよ.


そこから正面を抜けて外へと歩きます.
神社の格とか分からないけど,鳥居は外に3つあってかなり大きな神社だと思います.
雰囲気としてもそのままな感じで結構よかったです.


二番目の鳥居と三番目の鳥居の間くらいから本殿を望む.
後ろの山はたぶん岩内岳.

再び境内へ戻ってきて.


「ねぇ,美月は何をお願いしたの?」

月陽炎は発売が2001年10月19日.もうすぐ発売から10年なんですよね.
10年前のゲームの舞台を訪れる/訪れたいと思うというのはなかなかないんじゃないかな.
もちろん,私はリアルタイムで知っていた世代ではないので体感的に10年ではないのですが,
それでも,そう思えるゲームに遭遇できているというだけでも幸せだと思います.

さて,探訪予定は岩内神社だけだったんですが,先ほどの道の駅で岩内町の観光スポット案内をみたときに,”岩内の町が見渡せる眺望”とあったんです.
これにピンときて,一カ所行ってみました.


それが円山展望台.
神社から車で10分程度でしょうか?
岩内町の南側(ニセコ側)にちょっとした山がありまして,そこが高原のオートキャンプ場みたいになってるんです.
そのキャンプ場から道はさんだ反対側に展望台はあります.
そのあずま屋からはこんな景色が.

 
どうでしょう?あの景色に似ていませんかね?
視界に広がるのは岩内街その向こうに泊村が見えます.(左の写真の奥に映ってるのが今話題の泊原発)
視界が良くないので比べにくいのですが,雰囲気は十分ありますよね.海ないけど・・・・・・.
しかし,有馬神社のモデルのある町がこの景観をもっているのは決して偶然じゃない気がします.

しかし,残念なのは展望台とか観光スポットの整備.
展望台含め駐車場は草伸び放題だし,虫大量発生してるし,全く手入れがされていないように見受けられました.
展望台の向かいのオートキャンプ場はかなり綺麗なんですけどね.
財政難か何かで整備まで手が回らないのですかね.
せっかくいい観光資源もっているのにもったいないですよ.まるでどこかのエロゲ会社のよう...

そのあと道の駅まで戻り2時間ほど仮眠.


道の駅です.
ちなみに鉄道は1985年に廃線となっています.
なので交通手段はバスになるみたいですね.


道の駅前の公園にあったパネル.
雰囲気は分かろうけど,照合までは出来ないですね~.

道の駅の前には美術館など.

木田金二郎美術館.
この方,北海道では有名な油絵の画家さんのようです.
同人誌出しとってどの口が,な感じですが,私は絵のことよくわからないので,と眺めてたんですが,順路後半に展示してある絵は結構躍動感というか動きが感じられて,お,と思いましたね.


美術館屋上は展望台のように解放されていて,岩内の漁港が一望できます.



こんな感じで岩内観光は完了.続いて一路小樽へと向かいます.
小樽までは海沿いを走りますが,海にでるまでが岩内までの道と違って開けていきたので,北海道っぽい風景になったのかな?と.

小樽について今度は”星空のメモリア”モード
早速舞台巡りに,とりあえずはと手宮公園脇目に登って小樽稲荷神社.






ここからあちこち巡りたかったのですが,あいにく空が霞んでいて視界がよろしくない.
なので今回は車で来たこともあるので,ひとまず前回みられなかった風景を調べよう,としたんですが,あちこちぐるぐる回ってもやっぱり見つからないんですよ.

一番の目的はタイトルにも使われていた街を見渡す草原の風景なんですが,どうも合わない.


埠頭の見え方から方角を絞って地図と照らしあわせて,といろいろ考えていくつか回ってみたものの,いけそうな方角だと登るところがなかったり,見えたらその前の山が邪魔して見えなかったりとさっぱり.
結局あの風景の見える位置に丘はないんじゃないかという結論に至りそうですorz.


気分転換に祝津の小樽水族館へ.


お財布忘れた訳じゃないけど.
裏手の展望台から覗いたら水族館の裏側の海獣コーナーが見えます.
私は目が良くないので見えない・・・・・・.




水槽のある水族館の建物と海獣コーナーは急な坂を上り下りする必要あり.
海獣コーナーは海水そのまま引き込んでるから,なのかな?

一通りみてショーも見てみたけど,ショーにとらわれない勝手気ままな動物達(特にペンギン)いいなぁなど.


トドでけぇ.

水族館を出てひとまず旭展望台へ向かいます.


途中の紅葉橋の坂も忘れずに.

前回は大変な目をしての展望台だったんですが,今回は車で上ること約二分で到着.有り難みもヘったくれもなく到着してしまいました.
展望台のすぐそばに広い駐車場がありますので車降りたら目の前.






視界はあいにく.


ホテルにチェックインして一息ついたら,いい感じに夕方になってきたので別の舞台を探しに.


結局視界が回復しなかったのが残念なのですが.夕暮れの海水浴場へと立ってみました.
手前の波消しブロックがなければいけるかな~と思ってますが,はてさて.
※もう一つ候補があったんですが,水族館行くより前に行ったせいで人多くてアレだったので浜に降りなかったらそのままになってしまいました.

日が落ちて夕景から夜景に変わりはじめたので再び旭展望台へ.


夕日は山側に落ちるので小樽で撮るとしたら朝日がいいんでしょうな(だから”旭”展望台なのか!)
同じく夜景を取りに来た新潟からの人(フェリーで小樽に来て,北海道回っての最終日だと言っておられました.)としゃべりながら暗くなるのをゆっくりと待ちます.


向こう側にも光見えるんですが,やはり視界が・・・

それからホテルに戻って改めて運河へ.


やはり光が綺麗ですね.前回は夜の小樽は見られていなかったのでこれだけでも来直した価値は十分にありましたね.
ホテルに戻って休み.


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