2008/10/24発売
RococoWorks
Volume7
※途中経過 プレイ記
10/26 Volume7 プレイ記1
まあ,このblog立ち上げと同時期に発表されたこの作品.
雰囲気主義&カタハネ以来すっかり信者な私の感想など参考にならないかもしれませんが,
思うところ書いていきますよ.
ゲーム詳細はRococoWorksさんへ.
修正パッチ出ています.
パッチって言うレベルじゃないけれど・・・.
グラフィック
原画は我らが笛先生.
塗りも綺麗ですし,もちろん背景はminoriが担当.
今回目に付いたのはCG差分の量が多いこと多いこと.
一枚の絵で50枚近くあるものまであってちょっと驚きました.
絵はなんか☆画さんに似たなぁと感じます.琴良のCGなんか特に.
ただちょいエロが多いのが気になる点.
エロゲなんだからエロ多い方が評価されるんでしょうが,
私としては使える絵が少な
でもサイズの大きなのとか,立ち絵の仕様とか結構うれしい.
シナリオ
話の流れは導入パート(体験版部分)があり,
3組のカップル個別のパートがあり,
締めとなる群像劇パートがある,という構成.
個別ルートは時間平行なので多のルートが垣間見れたりする,
群像劇のもう一つの表現手法.
なんかいろんなところで言われてますが,
やはり細かく作られた世界設定を生かし切れていないという感じはあります.
終盤の物語の飛躍と展開の速さにはもう少し作り込んで欲しかったです.
でJ-MENTさんがなんかこき下ろされてるっぽいですが,
私はテキストの自然さがとても気に入ってます.
カタハネのときも感じましたが,Jさんの文章は私にとってものすごく読みやすいんです.
流れや考え方が私に合っているのかもしれません.
なので展開云々言いながら至福の時を過ごさせてもらいました.
たぶん時間がなかったのだと思うのですよ.
まだまだおろそかにされている点やもっと語って欲しかったシーンが
あちこちにあって勿体ない限りなんで,
次回作はしっかり作り込んでもらいたいです.
キャラクター
メインの3カップルについてはキャラ的にさくら・八代,
ストーリーで琴良・龍護ですかね.
梗香・十丸については必然性に欠ける
というのが率直な感想何ですが・・・何のことか分からないですね.
何となく互いに惹かれていく過程が結構曖昧で,なぜこうなるのかな?と.
むしろ後半の1シーンが強烈でそっちの話が気になってしまってます.
サブキャラは強烈.
リョウコを筆頭に,茉莉さん,由梨江さんのキャラが立ってて,
さらにトゲフー,ピロシキとなかなか.
あのトンでる設定と笛絵はやっぱりおもしろい.
端々の細かなエピソードが省略されているので,
いろいろ妄想がふくらみます.
これが創作意欲に繋がるんですよw.
音楽
マッツ,ぶるよぐという鉄壁布陣に何も言うことなし.
BGMが15曲と少ないように感じたものの,作中では全くそんなことは感じず.
三曲の歌もかなりの良曲.
とりわけ挿入歌の「ゼロの軌跡」.
松本慎一郎作曲の観月あんみさんの歌う最後の曲.
さすがとしか言う外ないいい仕事です.
システム,演出
群像劇スタイル一本道(選択肢はあるものの)
16:9ワイド仕様と他のゲームと一線を隔すこの作品.
システムはごくごくシンプルなもので,演出のバリエーションも簡単なものでした.
カタハネよりは演出面が良くなってますが,
差分の豊富さによる演出以外はカタハネと同じと言ってもいいかも.
演出がシンプルということはストーリーの影響が強く現れることになるんですが,
それが上で述べた状況.カタハネの圧倒的な統一感に比べて,
うん・・・まぁな感じにどとまってしまってます.
総評
元々別物として捉えて評価したかったんですが,
いかんせんスタッフ布陣が同じすぎるのでやっぱりカタハネとの比較になってしまいました.
書く前から分かってたけど・・・.
RococoWorksのデビュー作ということでしたが,前作の評判,
大々的な雑誌展開で結構反応はあったんじゃないかと思います.
発売後の一件が今後にどう影響するか分からないですが,
今後があるということなので,次回作に期待したいです.
以上感想でした.
たぶんこれからもちょくちょく思い出したようにやると思うので,
時間が経つうちに印象が変わっていくかもしれないです.
ってか化けてくれないかな・・・.
Volume7 感想
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