160503 中四国旅行 3日目 萩・秋吉台編

この日は萩から南下しました.
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アルバム:160501-0509_中九四国旅行







萩の道の駅で仮眠を取ろうとしたんですが,暴風警報がでており,天候がよろしくない.海辺のことで特に風が強かったのか,車があまりにもガタガタ揺らされるので怖くなって内陸へと移動.風が強いことに替わりはなかったけど,多少弱かった秋吉台まで逃げてきてこっちで再び仮眠.

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暗がりで移動してきましたが,夜明けとともに周囲が見えてきます.すごいねこの景色.


明るくなったところで萩へと戻ります.秋吉台も興味はありますが,第一目的は萩.特にこの日は暴風警報が出ていて荒れ模様.さらに9時頃から雨の予報が出ていたので時間との勝負と降らないうちに攻めてしまいます.

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まずは萩城へ入ります.

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入場料が要るとしてあったので夜間は閉鎖されているのかと思いきや公園のようになっていて立ち入り禁止のようなことはなく,早朝に入って見学しました.石垣と指月山の取り合わせは壮観で良いですね.

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何はともあれ指月山に登ります.結構な勾配でしんどいですが,道はそれなりに整えられています.やはり登る人は多いんでしょうね.

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展望なしという注意書きがあるってことは登ってがっかりする人が要るってことなんでしょうね.

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下の方はそうでもなかったんですが,山頂付近はしっかりと石垣が残っていました.塀は復元で良いのかな?落書きだらけだったし.

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上部は二段に分かれていて,草に覆われてはいますがちゃんと道がついているのでぐるりと歩いて回れるようにはなっていました.

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上段にある大きな岩に矢穴がいっぱい空いているんですが,これは指月山自体が岩山で石を現地調達して作ったと言うことでいいのかな.この岩はその残りかメンテナンス用の予備石材とかなのなかな?

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展望なしとありましたが,一箇所だけ見渡せるようになっていました.綺麗なものですね.

それにしても風が強いこと.山頂付近では耳を塞ぎたくなるくらいに木々のざわつきが激しくてとても長居していられない状況にまでなっていたので早々に降りました.

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降りてきて天守台へ登ったあたりからぽつぽつと降り始めました.念のためと傘は持ってきていたものの,風が強いので傘を広げたら途端に壊されてしまうことは一目瞭然.

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最短距離で天守台から石垣の上を足早に見学し,小雨なのを良いことに濡れながら車へ.


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続いて反射炉へ.韮山反射炉を見てからだとこぢんまりとしていて説明を読むと試験炉だとか.でも黒船来航から3年後の1856年造というからここら辺りの歴史の流れの速さを感じられます.

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古びのついたレンガの風合いは何とも言えずいいもんですね.


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続いて笠山へ.萩のちょいと北東にある火山で頂上に噴火口跡があります.駐車場から展望台へ上る途中にある窪み.

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深さ30mだとかで,降りて行くと溶岩なのか岩肌が赤い.

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展望台に上がると海までだらだらと続く斜面や,いくつかの島影が見えてなるほど火山らしいなと.


萩市街地へ戻って松陰神社へついた頃にはしっかり雨模様.

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吉田松陰幽閉の地というけどすっかり観光地.

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そういえば傘みくじは調べてもここしか出てこなかったんだよな~.


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雨が激しくなってきたので雨やどりがてら萩博物館へ行き,再び萩城の入門ゲートまで行ってお金を払ってからスタンプを確保して百名城コンプリート.がそんな感慨にふける余裕なんてなし.濡れ鼠になりながら車へと引き返し,萩を離脱しようとしたんですが,萩焼きまつりというのを見つけてしまってどうせ雨で他へ行きづらいから,と行ったが最後.

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同人誌即売会の焼き物バージョンという感じなのかな.もちろん全部プロの窯元が持ち寄ってるんですが.あちこち見回っているといろんな柄や形のものがあって面白い.一口に萩焼と言ってもいろいろあるんだなぁと目移りさせているうちに時間がどんどん過ぎていく.たっぷり萩焼を堪能してから自分用にいくつか買って秋吉台へと向かいました.

生憎の雨はドンドンと強くなり,警報も全く解除されず.


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鍾乳洞なら雨でも関係あるまいとまずは景清洞へ.秋吉台には三つ鍾乳洞がありますが,三つとも違った特徴の洞なので全部行くのがおすすめ.

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湿気で曇ってるの.奥の方までのんべんだらりとした洞です.

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わりと最近まで天井まで水があったんだろうなと思える一枚岩.


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続いて大正洞へ.こっちは入口が結構遠くて,割り切って傘を持たずに行って濡れ鼠になりました.

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雨で暗い上に洞内で手持ち撮影だからろくな写真残ってない.

大正洞は結構起伏があって下ったり登ったり.人もほとんどいなかったのでのんびり出来たんですが,なんせ濡れ鼠で寒かった.よく体調崩さなかったもんだこと.

このまま秋芳洞はしんどいと思ったので秋芳洞を後日に回して防府市内へと向かいました.防府にあるのは毛利博物館.毛利家の維新後の本宅.付属の博物館では毛利家の収蔵品が見られます.

が,これも雨が激しく建物まで辿り着くのに一騒動.お屋敷なだけあって建物まで結構あるので暴風雨のなかあるくのがしんどいしんどい.

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お屋敷内.こんな天気で当たり前に人がいない.のんびり出来るのは良いけど,風でガラス障子がガタガタ言うしなんだか風で揺れているような気もして大丈夫かいなと.

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庭園越しの防府市.きっと眺め良いんだろうなぁ.

博物館も見学して車に戻ってきても17時前.雨は収まりつつあったけど,もうどうしようもないかと近場の温泉にでのんびりしてたらいつの間にか夕日が差してくる.あれこれはワンチャンかと急いで車に乗り込んで向かうは大平山.

前の旅行でも目星は付けていたんですが,ここまで辿りつけなかったので諦めていましたが,天候が回復すればこっちのもの.


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霞んではいるけど瀬戸内の海です.

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太陽は雲に沈んでしまってはいたけど気持ちの良い空.

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南から雲が吹上げてきますが,それでも市街地が一望出来ます.

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灯の入りはじめの街並み.この日は大概の日で腐ってたんですが,これを見ながら締められて胸がすきましたね.




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