さくらシュトラッセ 感想

2008/1/25発売
ぱれっと
さくらシュトラッセ




※途中経過 プレイ記

5/9 さくらシュトラッセ プレイ記1

5/10 さくらシュトラッセ プレイ記2

5/24 さくらシュトラッセ プレイ記3

5/25 さくらシュトラッセ プレイ記4




もしらば製作陣,くすくす・NYAON組の新作です.

本当は発売直後にやりたかった注目タイトルなんですが,

いろいろと延び延びになってようやくクリア.

今更感はひしひしと感じておりますが,ちゃっちゃと感想をば・・・.

こいつもやはり良作でした.



ゲーム詳細はいつものとおりぱれっとさんへ.






グラフィック

原画はくすくすさん.

やわらかいタッチの絵で綺麗な塗りなのだけれども,どことなく荒さ(素朴さ?)のある絵で

雰囲気の良さは数あるゲーム原画の中でも特級ではないかと.

まぁ,もしらばの体験版で刷り込み受けてるので雰囲気については万歳一辺倒ですw.

イベント絵,背景の雰囲気や良し,ちょ~っと”?”な絵もあったりしましたが,

なんでしょうね,雰囲気がそうさせるのか,それはそれでありかなと思えてしまいました.

立ち絵のバリエーションが結構数があって,コミカルな表現も幅広くカバーしてました.






シナリオ

シナリオはNYAONさん.

全体としてはかもめ亭を舞台にしてやんややんやと騒ぐ感じでしたね.

もしらばの静かな感じとは違った雰囲気で,

もしらばagainを期待していたらそのずれにがっかりさせられるかもしれません.

しかし,さすがはというべきなのか,NYAONさんの過去の描写はやっぱりうまいと思います.

過去描写といえば伏線回収やネタ開放な場面なわけで,

大抵は”ここぞ”という強まった・・・見せつけようとしたものが多くなりがちですが,

このテキストはそんな風もなくストーリーにそっと添えるささやかさを感じます.








キャラクター

地元組なかりんと優佳,外来組のマリーとルゥリィの四名が対象.

なぜ沙希さんが入ってないんだと問い詰めたいきもままあるんですが,置いといて・・・.


やっぱりマリー,ルゥリィは良かったですね.

なんせやわらかふーりんキャラと無口系金髪ろ(うぉっほん! な井村屋さんキャラなわけですから・・・

ご馳走様でした.

とりわけルゥリィルートの話はちょい予測できなかったこともあり,印象に残ってます.







音楽

文句なし.

ボーカル曲は橋本みゆきさんとWHITE-LIPSさんとで2曲ずつ計4曲.

どれもかなりのものですが,特にOPの「四葉のクローバー」とED「Rittle Riddle」.

この二曲は神.作品の雰囲気のココまで伝えてくる曲には久々に出会えた気がします.

もちろんBGMももしらばのとき同様で非常にクオリティの高い楽曲になっています.


・・・これだけのものをサントラとして特典にしてしまったのは勿体無さすぎません?

Exサントラとかまた出るんでしょうか?





システム,演出

立ち絵の多さでもって各シーンを演出しているという感じでしょうか.

SD絵なども併用して華やかではないものの押さえるべくは押さえた堅い演出だった感じです.

pp的にpurpleさんあたりを比較対象に置いてしまってるので,評価が辛くなり気味です.

システムも無難なところですかね.

設定項目も適当なところで落ち着いていたし,レイアウトも整然としていて,やはり手堅いという印象.

ただ音楽鑑賞の画面がまどろっこしかったかな.

好きな曲順で聴けるようにプレイリストスタイルを採用していたのですが,

そのせいで一曲だけ,ちょっとだけ,な”つまみ聞き”にはちと使いにくかったです.







総評

何で今までほっといたんだと後悔するくらいにいい作品でした.

FDの制作決定ですが今週のほめらじによると,まだ収録始めてない位の進行度だそうです.

まだまだ発売までは時間がかかりそうですが,いい作品に仕上がることを望みます.





個人的順位

シナリオは

  マリー > ルゥリィ > かりん >> 優佳


キャラ的には

  ルゥリィ >= マリー >> かりん >>> 優佳




お気に入り

ルゥリィ.可愛すぎます.

マリーも捨てがたいけど.





ルゥリィ,マリーの面白さはかなりのもの.

かみぱに!とさくらッセのおかげで桜川未央さんにも目覚めてしまいました!

シリアスなシーンでもセーブするときに目が覚めるのも愛嬌!




FD期待します.






  


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