かみぱに! 感想

2008/3/28発売
クロシェット  かみぱに!


※途中経過 プレイ記

3/29 かみぱに!の特典は結構豪華

4/5  かみぱに!プレイ記1

4/11 かみぱに!プレイ記2

4/12 かみぱに!プレイ記3





久々にすっきりとクリアできたゲームでした.

なかなかの良作です.

ゲーム詳細はクロシェットさんへ.

修正パッチ出ています.




グラフィック

原画はしんたろーさん.

私は以前の作品を名前でした知りませんが,

サンプル見りゃ分かるえのかわいらしさ.

それでいてエロッちい絵になってます.

時たま「?」な部分もあるにはありましたが,小さなことです(キッパリ.

塗りもしっかりしているので絵に関しては言うことなしだと思います.

枚数は一人当たり15枚強.少な目かと思いましたが,エロに比重がいっているので

シーン重視な人には問題ないんじゃないかな?

プレイしていた限りでいうと欲しいと思ったところには

ちゃんと絵が付いていたので私としては十分満足いくものでした.


立ち絵も豊富な方ではないでしょうか.

数もそうですがバリエーションに富んでいました.

もう表情がいちいち可愛くて可愛くて・・・

赤面の表情とかもうどうしろと・・・






シナリオ

シナリオは ヤマグチノボル, 秋史恭, 北川晴, Hatsu の四名.

世界観は各ルート共通のようで設定に小さな差異は感じられるものの,

まぁ,解釈の如何によっては共通と取れるかなという程度のもの.

ひとつの大きな話を攻略対象5名かけて少しずつ切り崩していく形でしょうか.


島,神という観点から「明日の君と逢うために」を連想しないでもなかったのですが,

あちらは各シナリオで話が別々なので話の広げ方はまったく違うものでした.


物語が大きくひとつなので謎が出てきても回収されずにそのルートが終わり,

別のルートでごっそり回収するという形なので全員攻略しないと

ストーリーは楽しめないと思います.

書き口はとくにネタに走るでもなく,おちゃらけようとせず,

日常シーンからシリアスなシーンまで丁寧に書いてあって好感が持てました.




キャラクター

捨てキャラ無し.

どのキャラもなかなかに強力でしたw.

上で書いたように物語を切り崩して進んでいくので攻略順に縛りがあります.

始めに 天音,乃々香,瑞希 の3名を攻略(順番は無し)し,

3名クリアすると恵シナリオ,恵の後に古依シナリオという順.

ネタバレ的には天音->乃々香->瑞希->恵->古依というのが安全な攻略順です.


始めの3名は謎の提起に当たるのでストーリーを楽しむというより

キャラで萌えまくるのが正しいプレイ方法.

ぶっちゃけカナリヤバイです.

とくに天音と瑞希が.

天音の中盤からの変容っぷりと,瑞希の一途なお兄ちゃん子っぷり・・・.

このあたりはやって萌えてくださいとしかいいようがない・・・.


んでその後の恵,古依にて物語の全貌が現れます.

解明された謎については言いたいこともいくつかありますが,

やはり特筆すべきは恵シナリオの運びのうまさ.

各ルートの役割を念頭において構成を組んだんでしょうね.

無駄なく本題を描き切ってた感じを受けました.

そのおかげで恵シナリオに引き込まれ,

次の古依シナリオが中途半端な感じに見えさえしました.


正直なところこの後,他のルートの恵が正視できない・・・.




ストーリー重視になってしまったせいで恵ルートはイチャラブ要素が足りない!

我々は断固としてかみぱに!FDを要求するっ!





音楽

OPはRitaさん.明るい調子でノリのいい曲になっています.

プレイしてから歌詞を改めて見直したらなんかくるものがあります.

ゲーム内容とリンクしている訳ではないけど,当たらずとも遠からずてな感じで

なんとなく,じ~んと・・・.


BGMはマッツミュージックスタジオ

これだけでもう説明いいよね? ・・・だめ?

しっとりとした曲がいい感じにゲームの雰囲気を作り出しています.

今も『またあしたね』,『終わりの始まり』,他を気分に合わせて聞いてます.

サントラ買うかな~と思いつつ,ED曲がいまひとつだったのでどうしようかと・・・





システム,演出

体験版+αな程度の日常パートがあり,数箇所の選択肢にてルート判断をするようです.

そう難しい選択ではないけど,一目で分かるというほどでもない感じ.

その後はキャラ選択画面に移るので,単純明快.

演出は過不足なく,という感じ.

立ち絵については先に述べたとおりバリエーションに富んでおり,

所によって疑問符,怒り(青筋マーク?),うなずくなどのエフェクトもかかっていました.

きちんと抑えるところは抑えているという感じかな.







総評

良作.それも結構上のほうに位置づけしてます.

今年はまだそうゲームをやってないのでなんともいえないですが,

私は十分に楽しませてもらいました.

一時期は大幅な延期騒動(+怒りの日,庭騒動)で地雷認定までされようとしてましたが,

妥協せず(だよね?)これだけの作品をだしたスタッフさんには拍手を.

楽しませていただきました.


付け足しで言わせてもらうなら箱のほうにもしっかり気合が入っています.

厚めのしっかりした外箱(キャラメル箱ではない),

ディスクはトールケースに入っており,

取扱説明書もきちんと冊子になっている.

ここも評価点ですね.





個人的順位

シナリオは

  恵 >> 古依 >= 瑞希 > 天音 >> 乃々香


キャラ的には

  天音, 瑞希 >= 恵 >> 古依 > 乃々香


ストーリーはやはり恵.

でもキャラでとると天音と瑞希は揺るがない.

これは作中での役割上仕方が無いかも.



お気に入り

天音,瑞希の両名.

でも恵も切っては捨てられない・・・.

捨てキャラ無いからね,このゲーム.迷うんですよ.


でも一人といわれればメガネの差で天音だな.
(メガネに萌えたのはこれが始めて,たぶん)











てことで風塵さんとこ(Who’ll bell the cat?)でこんなん出来てたんで参加してきます ノシ.


九条天音同盟






  




かみぱに! 感想」への2件のフィードバック

  1. 風塵

    「お前は俺かっ!」と言いたいくらい感想が同じなのに笑ったw
    やっぱり古依は恵に食われてますよね。

    返信
  2. 伊頼 川

    やっぱり同じ印象ですかw.
    古依シナリオはムラッ気が多かったのが惜しかったですね.
    もっとも恵ルートであらかた話の全貌が読めるので仕方ないっちゃあ仕方ないんですがw.

    返信

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